皆さん、こんにちは。いそ歯科医院 院長の大川です。
前回は、歯磨き粉の選び方についてお話しました。どんなに良い歯磨き粉を使っても、正しい歯磨き方法でなければ、その効果は十分に発揮できません。今回は、美しい笑顔を保つために、正しい歯磨き方法について詳しくご説明します。
なぜ正しい歯磨きが必要なの?

歯磨き粉を選ぶように、歯磨きの方法も大切です。なぜなら、歯垢という、歯の表面に付着する細菌の塊が、虫歯や歯周病の原因となるからです。正しい歯磨きで、この歯垢を効果的に除去することが重要です。
正しい歯磨きのポイント
- 歯ブラシの選び方:
- 毛先がやわらかいものを選びましょう。硬い毛先は歯ぐきを傷つける可能性があります。
- 毛の密度が高く、ヘッドが小さめのものが、歯と歯の間や奥歯まで届きやすくおすすめです。
- 3ヶ月に一度は新しい歯ブラシに交換しましょう。
- 歯磨きの順番:
- まずは、歯と歯肉の境目を45度に傾けて、小さな円を描くように磨きます。
- 次に、歯の表面を磨きます。
- 最後に、歯の裏側と奥歯を丁寧に磨きます。
- 舌も忘れずに磨きましょう。
- 歯磨きの時間:
- 一度にすべての歯を磨こうとせず、1つの歯を20秒ほどかけて丁寧に磨きましょう。
- 全体の歯磨き時間は、2分~3分が目安です。
- 力加減:
- 力を入れて磨くと、歯ぐきを傷つけてしまう可能性があります。優しく、丁寧に磨きましょう。
- 歯ブラシが歯に当たって振動する程度が理想です。
- 歯間ブラシやデンタルフロス:
- 歯ブラシだけでは届かない、歯と歯の間の汚れは、歯間ブラシやデンタルフロスを使って取り除きましょう。
歯磨きのよくある間違い
- ゴシゴシ磨き: 歯を傷つけ、歯ぐきを腫れさせてしまう原因になります。
- 同じところを何度も磨く: 歯をすり減らしてしまう可能性があります。
- 歯ブラシを横にして磨く: 歯と歯の間の汚れが落ちません。
まとめ
正しい歯磨きを習慣にすることは、美しい笑顔を保つためにとても重要です。歯科医院での定期的な検診と、毎日の正しい歯磨きを組み合わせることで、健康な口腔環境を維持することができます。
もし、歯磨きについて何か疑問点があれば、お気軽に歯科医院にご相談ください。
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