皆さん、こんにちは。いそ歯科医院 院長の大川です。
前回は、睡眠の質が、私たちの美容に大きく影響を与えるというお話をしました。今回は、現代人が抱えがちな「ストレス」が、歯周病という形で私たちの口腔内の健康を脅かしているという事実についてご説明します。
ストレスが歯周病を引き起こすメカニズム

ストレスを感じると、私たちの体は様々な反応を示します。その一つが、免疫力の低下です。免疫力が低下すると、歯周病の原因となる細菌に対抗する力が弱まり、歯周病を発症しやすくなります。
また、ストレスは自律神経のバランスを崩し、唾液の分泌量を減少させます。唾液には、口の中を洗い流し、細菌の繁殖を抑える働きがあるため、唾液が減ると口腔内の自浄作用が低下し、歯周病のリスクが高まります。
さらに、ストレスが原因で、無意識に歯を食いしばったり、歯ぎしりをしたりする人もいます。このような行為は、歯や歯周組織に過度な負担をかけ、歯周病を悪化させる可能性があります。
歯周病が美容に与える影響
歯周病は、単に歯がぐらつくだけでなく、美容にも悪影響を及ぼします。
- 口臭: 歯周病は、口臭の原因の一つです。口臭は、人とのコミュニケーションを避けたり、自信を失ったりする原因となります。
- 顔の歪み: 歯周病が進行すると、歯を支えている骨が溶けてしまい、顔がゆがんで見えることがあります。
- 笑顔に自信が持てない: 歯がぐらついたり、歯肉が腫れたりすると、笑顔に自信が持てなくなります。
ストレスを解消し、歯周病を予防するために
ストレスと歯周病の関係性を知った上で、どのようにストレスを解消し、歯周病を予防すれば良いのでしょうか。
- リラックスできる時間を作りましょう: ヨガや瞑想、読書など、自分に合ったリラックス方法を見つけて、毎日少しの時間でも実践してみましょう。
- バランスの取れた食事を心がけましょう: ビタミンやミネラルをバランス良く摂取することで、免疫力を高め、ストレスに強い体作りを心がけましょう。
- 十分な睡眠をとりましょう: 睡眠不足は、ストレスを増幅させます。質の高い睡眠を心がけましょう。
- 定期的な歯科検診を受けましょう: 定期的な歯科検診を受けることで、歯周病の早期発見・早期治療が可能になります。
まとめ
ストレスは、歯周病を悪化させる原因の一つです。美しい笑顔を保つためには、ストレスを溜め込まず、適切な対処をすることが大切です。歯科医院での定期的な検診と、日々の口腔ケアをしっかりと行い、健康な歯と美しい笑顔を手に入れましょう。
いそ歯科医院では審美歯科や歯周病の無料相談を行っております。是非ご利用ください!
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