Q1:自分は骨がないので、インプラントはできないと言われたのですが?
A1:現在ではインプラントを埋入する骨の量が十分でない時は骨移植したり、GBR(骨造成)という技術である程度のレベルまでは骨を造ることが可能になりました。また上アゴの骨の高さがなく上顎洞まで距離が少ない場合ソケットリフトやサイナスリフトという手術によりインプラントを埋められるだけの高さを確保できる場合があります。またなるべく骨の高さや厚みを減らさないようにするために歯を抜いた時にすぐにインプラントを入れる方法(抜歯即時インプラント埋入法)もあります。
Q2:自分は歯周病なのですが、インプラントは大丈夫ですか?
A2:当院ではインプラント治療だけでなく、包括的に総合的な歯科治療を行います。歯周病の治療もインプラント治療前にしなければいけません。
Q3:糖尿病でも大丈夫ですか?
A3:医師の指導のもとに十分にコントロールされていれば大丈夫ですが状態によってはインプラント手術できない場合もあります。詳しい病状を歯科医師に伝えてください。具体的にはHbA1cが6.5未満、空腹時血糖値が130未満であることが望ましいです。
Q4:インプラント治療に年齢制限はありますか?
A4:最低16歳以上(骨の成長がほぼ終了)で、医学的、解剖学的に条件が満たされている限りどなたでもインプラント治療を受けることができます。健康であれば上限はありません。
Q5:治癒期間はそのくらいかかるのですか?
A5:一般的に、顎の骨に入れたインプラントが、まわりの骨に結合するのに、骨の厚みや幅や骨の質によりますが12週間から24週間かかります。またGBR・ソケットリフト・サイナスリフト・抜歯即時インプラント埋入等の手術を伴う場合はより期間が長くなります。
Q6:以前の自分の歯と同じように噛むことができますか?
A6:インプラントは顎の骨としっかりくっついて丈夫な土台となり、りんご、たくあん、せんべい、あわびの造り、するめなどほとんどの物はしっかりと噛めます。
Q7:インプラント手術は痛くありませんか?
A7:手術中は十分な局所麻酔下、場合によっては麻酔科医の管理のもとに行なわれるので術中に痛みを感じることはありません。術後2~3日は腫れたり、痛んだりすることともあるようですが、普通は歯を抜いた時の痛みほどひどいものではありません。腫れも遅くても4日後にはひきます。