インプラント治療

インプラント治療に使われる素材 チタンの安全性について

インプラント治療を検討されている方の中には、「インプラントの素材は安全なの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。特に、金属アレルギーをお持ちの方にとっては、素材の安全性は重要な関心事の一つです。そこで今回は、インプラント治療で最もよく使用される素材であるチタンの安全性について、詳しくご説明します。

なぜインプラントにチタンが使われるのか?

インプラント治療には、様々な素材が使用されてきましたが、現在最も広く使用されているのはチタンです。チタンが選ばれる理由は、以下の点にあります。

  • 生体適合性が高い: チタンは、人体との親和性が高く、アレルギー反応を起こしにくい素材です。そのため、体内に埋め込んでも拒絶反応が起こりにくく、安全に使用できます。
  • 強度が高い: チタンは非常に強度が高く、顎の骨にしっかりと固定することができます。
  • 耐食性が高い: チタンは、体液や口腔内の酸に強く、腐食しにくいという特徴があります。そのため、長期間にわたって安定した状態を保つことができます。

チタンの安全性について

チタンは、その安全性から、歯科だけでなく、医療分野全般で広く使用されています。人工関節やペースメーカーなど、体内に埋め込む医療器具の素材としても多く採用されています。

  • 金属アレルギーのリスクは低い: チタンは、金属アレルギーを起こしにくい素材として知られています。ただし、全ての金属アレルギーの方に安全というわけではありません。ごく稀に、チタンアレルギーの方もいらっしゃいます。
  • 磁気に影響されない: チタンは磁性を帯びないため、MRI検査を受ける際にも問題ありません。

チタン合金について

市販されているインプラントの多くは、純粋なチタンではなく、チタン合金が使われています。チタン合金は、純粋なチタンよりも強度が高く、より安定したインプラントを実現できます。

チタンアレルギーについて

チタンアレルギーは非常に稀ですが、もし心配な場合は、事前に歯科医師に相談しましょう。歯科医師は、パッチテストなどを行い、アレルギーの有無を確認することができます。

まとめ

インプラント治療に使われるチタンは、生体適合性が高く、安全性も高い素材です。多くの患者様にとって、安心して治療を受けることができる素材と言えるでしょう。

ただし、全ての患者様に当てはまるわけではありません。ご自身の状況に合わせて、歯科医師とよく相談し、最適な治療法を選びましょう。

いそ歯科医院では、患者様一人ひとりの状況に合わせて、最適なインプラント治療をご提案いたします。インプラント治療に関するご質問は、お気軽にお問い合わせください。

当院ではインプラントの無料相談を行っております。是非ご利用ください!

いそ歯科医院 歯周病ホームページ https://www.isodent.

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。